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* 週刊フォトエッセイ*

週休六日のススメ

  文・写真/福山庸治 --->Back Number 




232 株で遊ぶ(2)

 株の話といっても、何の役にも立たないマンガばかりを描いてきた僕の話だから、反面教師にはなり得ても、投資のノウハウを教えるものでないということは断るまでもない。そもそも僕は、株の売買を投資とさえ思っていない。株投資ではやってはいけないことになっている投機、つまりギャンブルとして、金があればつぎ込んで遊んでいるといったほうがよいだろう。よい子は絶対にマネしてはいけないのである。

 ギャンブルというものは、最後には大抵負けてしまうものというのが定説であり、僕もその通りだと思っている。事実、含み損を抱えている。もっとも含み損が出来たのは、かの人気首相が就任してからのことで、株価がまさに暴落の一途を辿っていったことは株に全く無関心な人でもニュースなどで多少はご存じかもしれない。僕の持ち株も怒濤の下げに見舞われ、銘柄によっては買値の95%が含み損となり、全体では1/3以下の値打ちになり下がってしまった。

 だが、昨年今年と勝ち続け、あの莫大な含み損を跳ね返し、一時は含み益を出したほどだ。その含み益生活もはかなく三日天下で終わり、再び含み損を抱える身分に転落してしまうことになるのだが、それはある単純なミスを冒してしまったことに端を発する。要するに、「売り注文」を出したつもりが、うっかり間違えて「買い注文」を出してしまい、それが約定(やくじょう)してしまったのだ。


2004年07月14日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部