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* 週刊フォトエッセイ*

週休六日のススメ

  文・写真/福山庸治 --->Back Number 




267 実録? 夫婦マンガ 〜雑記ンとっしゅ〜(1)

 僕はMacPeopleという雑誌で「雑記ンとっしゅ」というマンガを毎号2ページずつ連載しているが、このマンガの主な登場人物は、他ならぬこの僕とつれあいである。いわば夫婦マンガといってもよいが、内容はもちろんフィクションである。もっと正確に言えば、コマの始まりは実際にあったことなどがほとんどで、途中からどんどんフィクションになっていくといったところか。もっとも火のないところに煙は立たないの法則で、たとえストーリーそのものは嘘っぱちでも、僕たち夫婦の持つ属性や行動原理みたいなものは、本当のことがかなりの程度で紛れ込んでしまうものである。

 どうして恥ずかしげもなく夫婦をメインキャラクターにしたかというと、この連載の打ち合わせをしたのが、丁度僕らが結婚披露パーティ(※)を行う日の前日だったことが大いに関係している。その日僕は、明日の披露パーティに必要な衣装やら引き出物やらマイクスタンドなどを、東京・吉祥寺の会場になる店に搬送しなければならなかったので、編集の方にも吉祥寺に出向いていただき、駅近くの喫茶店で待ち合わせることにした。
 もっとも、この時お会いした編集者はMacPeopleの方ではない。今はなき「MACLIFE」という月刊誌の方である。というのも、「雑記ンとっしゅ」というマンガの元々の始まりはMACLIFEからであった。が、晴天の霹靂と言おうか、そのMACLIFEは突然休刊。もっとも、この打ち合わせの段階では、そんなことになろうなどとは当然ながら想像だにしていない。
 しかし、せっかくノって描いていたマンガが突然休止されるほど脱力なことはなく、どこぞ引き取ってくださるご奇特な旦那様はございませぬかと、自分のホームページに募集をかけてみたところ、運良くMacPeopleの旦那様が名乗りを上げてくださったという、僕本人にしてみればけっこうドラマチックな経緯がある。


 (※)ちなみに、その時のパーティで撮ってもらった写真が、僕のプロフィールに使われている写真である。


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2005年04月06日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部