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* 週刊フォトエッセイ*

週休六日のススメ

  文・写真/福山庸治 --->Back Number 




270 実録? 夫婦マンガ 〜雑記ンとっしゅ〜(4)

 そんなふうなので、料理はほとんどすべてを僕が作るようになった。
 僕は作るのも食べるのも大好きである。だから、料理番を担当することにはまったく葛藤はない。たまにあるとしたら、先週書いた通り、締切で身動き取れない上に、朝から何も食べていないような時くらいだ。しかし、最近では、そんな時でさえも、なんとか簡単な食事を自前で用意するようになった。ヒトは日々進歩する。

 僕が料理するとなると、つれあいと違って、水や油の飛沫は盛大に飛ばすし、食材は床にボロボロ落とすし、どんどん台所を汚す。そんなことを気にしていたら、火加減といった料理の絶妙のタイミングを逸してしまうからだ。もちろん料理が終われば、ざっとだが綺麗にする。そのあとを、つれあいがピカピカに磨く。料理が冷めるよと言っても、まだ磨き足りないらしくなかなか食卓に着かない。

 つれあいのその潔癖さは、掃除の他には洗濯にも向かう。
 うっかりティッシュなどをポケットに残したまま洗濯機に放り込んだ日には、機嫌を取るのが大変になる。だから、僕は家事仕事のうち、その掃除と洗濯からは免除されている。どちらも僕の好きなほうの仕事ではないので、お互い棲み分けが出来て、丁度いい案配である。

「雑記ンとっしゅ」に登場するつれあいは、よく掃除機を回している。そうしたお互いの性癖みたいなものが、「雑記ンとっしゅ」のキャラクターのベースになっている。


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2005年04月27日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部