写真
---> 拡大表示



* 週刊フォトエッセイ*

週休六日のススメ

  文・写真/福山庸治 --->Back Number 




315 離れを建てる(1)

 クルマの話も書いたし、初恋の話も書いた。あれから海外旅行はしていないし、これといって新しく手掛けた趣味もない。いよいよネタが無くなってきたので、何かまた新たなネタを仕入れるしかない。そこで、我が家の隣地を買って離れを建てることにした。これなら2、3ヶ月分のネタに困ることはないだろう。ん千万円と少々高かったが、そういう稼業なのでしょうがない。

 というのは、もちろん冗談である。ちょいと書いてみたかっただけだ。
 もっとも、隣地を買ったのは事実だ。但し、買ったのは僕でなくつれあいのほう。僕がMINIを欲しがったときと似たパターンだが、違うのはこちらが35年ローンだという点か。そのローンは住宅ローンなので、土地が欲しけりゃ風呂もトイレも台所も付いたちゃんと建築確認の取れる人の住める家を建てねばならぬ、というのが条件として付いている。たとえば建て増し用勉強部屋プレハブキットのような家では不可、まして、土地をそのまますべて庭や畑として使うのも不可。金利の高い事業用のローンなどを組めば別だが、金利の安い住宅ローンを利用して土地だけを買うというわけにはいかないのである。そういったわけで、クルマも夫婦それぞれ一台ずつなら、家も夫婦一軒ずつという、実に贅沢な状況になってきた。仮に離婚の危機が訪れたとしても、お互いとりあえず住む家には困らなくて済みそうである。

 そもそも、なぜ隣地を買うことになったのかという話をしよう。


2006年04月05日掲載

<--Back     Next-->



Copyright :
マカロニ・アンモナイト編集部