写真
---> 拡大表示

Copyright : マカロニ・アンモナイト編集部


* 週刊フォトエッセイ*

下野康史の出物・ハレMONO

  文/下野康史(かばた・やすし) --->Back Number  写真/河野朝子 




第3回 『気分はイージーライダー! #2』

ヨーロッパでつくられた自転車の原型は、木のフレームに木の車輪をもち、足で地面を蹴って走るものだった。このときからすでにシッティング・ポジションが採用されている。「座ったままの移動」は、自転車の悲願であり、テーマだったのだ。いつだったかテレビの紀行番組を見ていたら、このタイプの木製自転車がまだアフリカでつくられ、使われていたので驚いた。
 最近、多摩川サイクリングロード で“リカンベント”を見かけることが多くなった。「座る」よりも、もはや「寝そべる」ような姿勢で低い位置に乗り、足をまっすぐ延ばして、高いところにあるペダルをクルクル回す。すれ違うたびにちょっとびっくりする異形の自転車である。


2002年04月10日掲載

<--Back     Next-->



Webmaster :
ammo@tokyo.fujifilm.co.jp
Copyright :
マカロニ・アンモナイト編集部