* 週刊フォトエッセイ*

下野康史の出物・ハレMONO

  文/下野康史(かばた・やすし) --->Back Number


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二胡は二本の弦の間に弓を挟んで演奏する。通常は弓や弦を交換するとき以外弓をはずすことはない(弦を張ったままでも弓は手元のねじで簡単に取り外すことができる)。弓は棒の部分が竹製で弦を弾く部分は白馬の尻尾である。



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弓に松脂を塗る武先生

(写真&キャプション:河野朝子)





第8回 『チェロ弾きの二胡入門 #4』

 名前が表すとおり、弦は2本しかない。向かって左の内弦が、ピアノで言う中央ド(C)のお隣のレ(D)、外弦は5度高いラ(A)。バイオリンの真ん中2本と同じである。
 しかし、小さな駒はフラットで、バイオリン属のように、弦が丘状に配置されているわけではない。しかも、2本のスチール弦は胴側の終端部の広いところでも1cmと離れていない。そのため、弓の毛を弦の間に挟んだまま弾く。つまり、毛の表裏、両方を使うわけだ。弾かないときも、弓と楽器がくっついている。扱いなれた武先生などは、そのまま弓の毛をたるませるだけで器用に松脂まで塗っていた。

●取材協力:優文社


2003年07月30日掲載

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