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(C) yasushi KABATA


* 週刊フォトエッセイ*

下野康史の出物・ハレMONO

  文・写真/下野康史(かばた・やすし) --->Back Number 




第14回 『鉄ちゃんの想い出写真 #9』

「羽越本線 府屋 1971年3月」

 高校1年の春休みだ。いーじゃないですか、この写真、と思って、当時、年賀状にも使った。日本海沿いの羽越本線も、最後までSLが旅客と貨物を運んでいた路線だった。本線だけに本数も多い。訪れたのはこのとき1回だけだが、すごい満腹感を味わった。ローカル線の撮影行というのは、とにかく体力勝負である。撮影ポイントを探して、1日中、線路沿いを歩く。都会の私鉄なんかと違って、駅間距離が5,6kmなんてのはあたりまえで、そういうところを行ったり来たりしたり、2駅くらい先まで歩いたりした。免許をとって、自分でクルマを運転するようになってから、あのころ、クルマがあったらどんなに機動力が上がっただろうかと、よく考えた。





2005年03月02日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部