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※写真・中山慶太


* 週刊フォトエッセイ*

下野康史の出物・ハレMONO

  文/下野康史(かばた・やすし) --->Back Number 




第16回 『我が家に新しい犬がやってきた #8』

 畑の真ん中にある杉犬舎は、柴犬の桃源郷のようなところだった。柵で囲った運動場があり、「55匹までは数えたけど……」という犬たちは、地鶏ならぬ地犬みたいな幸せな飼い方をされている。やっているのは柴犬好きが高じてこの仕事を始めた御夫婦だ。まったくアポなしで行ったのに、「まあまあ、上がってください」と歓待され、おにぎりやら自家製の草餅やらをごちそうになる。群馬ナンバーのメルセデスEクラスワゴンで、中年の夫婦が赤柴を引き取りにきていた。
 黒柴の話をきりだすと、ちょうど2週間ほど前にオスとメスが1匹ずつ生まれたところだという。超ラッキーである。早速見せてもらう。




2005年08月31日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部