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写真/中山慶太


* 週刊フォトエッセイ*

下野康史の出物・ハレMONO

  文/下野康史(かばた・やすし) --->Back Number 




第19回 『僕とアナログレコードの日々 #10』

●「ひこうき雲」 荒井由実

 荒井由実を初めて聴いたのは、忘れもしない浪人時代だ。文化放送の大学受験講座をよく聴いていたラジオから、このアルバムの1曲「きっと言える」が流れてきた。メロディも声も新鮮だったが、いちばん驚いたのは、間奏のテナーサックスだった。当時、ジャズに傾き始めていたクラーイ浪人生は、そういうヘンなきっかけで“隠れユーミニスト”の道を歩み始めた。
 しかし、二つ折れジャケットの初版オリジナルLP、いまやけっこう値打ちものなんじゃないの、と思いつつ、今回、久しぶりに開いたら、見開きが茶色くカビていた。ジャケットも中身もカビがつくのがレコードの欠点である。





2006年06月14日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部