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写真/中山慶太


* 週刊フォトエッセイ*

下野康史の出物・ハレMONO

  文/下野康史(かばた・やすし) --->Back Number 




第21回 『僕と愛犬ハナの日々 #4』

 ハナの前、ウチにはメスの赤柴がいた。そのポチコが13歳で亡くなり、4カ月後、代わりにやってきたのがハナである。ヨボヨボのおばあさんが、いきなり元気な子犬に変わったわけだから、当然、落差は大きいはずだが、それにしても、子どものころのハナは活発きわまる犬だった。
 人が近づくと、とにかく、立つ。立って、飛びつこうとする。これには閉口した。
 じゃれついて、すぐ噛む。悪気はないが、いわゆる「歯を当てる」ことをすぐやる。ひどいときは、こっちの手足がミミズ腫れになるので、マズル(鼻ヅラ)を掴んで、お仕置きをするが、そのときはヒーヒーいっても、ほとんど効き目はない。


2006年09月27日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部