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写真;中山慶太


* 週刊フォトエッセイ*

下野康史の出物・ハレMONO

  文/下野康史(かばた・やすし) --->Back Number 




第23回 『オヤジ的音楽事情、当世風 #11』

 そんな、ヘタクソの演奏を聴いて、何になるのか。ひとたび、“やる側”に立つと、それが大いに役立つのである。ヘタクソは、もうちょっとウマイ人に優越感や達成感という励みを与えるし、もっとヘタクソな人にとっては、そのレベルが目標になるからだ。すべてのレベルの人が、実は“先生”としての価値をもっているのである。
 YouTubeで、アメリカ人のジョン・スチュワートという人のチェロ演奏が聴ける。勝手にチェロ講座みたいなこともやっているこのオジサンの本業は知らないが、狭い自室でセルフ録画された演奏はプロ並みの腕前である。バッハの無伴奏も、数曲やっているが、いちばん有名な1番のプレリュードがとくに素敵である。





2007年06月20日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部