* 連載フォトエッセイ*

下野康史の出物・ハレMONO

  文・写真/下野康史(かばた・やすし) --->Back Number


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■写真;下野康史





第27回 『夜更けのブルドック #7』

 フレンチ・ブルを近くで見るのは初めてではないが、あらためて観察すれば、これだってそうとうユニークな容貌だ。太い胴体と頭部の直径が変わらない。頭からお尻まで、一本の丸太のようである。これじゃ、首輪したって意味ないじゃんというプロポーションである。頭骨が大きいので、ブルドッグ一族は犬にしては難産らしい。あまり数が出回らない原因はそのへんにあるのかもしれない。
 ひとくちにフレンチ・ブルドッグといっても、血の濃さによって、それぞれけっこう見た目は違うようだ。顔を見ると、この犬はイングリッシュに近いように思えた。しかし、どうでもいいけど、見れば見るほど、大先輩の徳大寺さんに似ている。名前は知らないが、思わず「あ、徳さん」と声をかけたくなる。




2009年1月7日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部