* 週刊フォトエッセイ*

ローテク・フォトレッスン
「撮れルンです!」


  文・写真/河野朝子 --->Back Number


写真
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光がなくちゃ写真は撮れない(撮影 by デジカメ)


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■36■ 露出補正ナシで風景の逆光は?

 ところで、パリのノートルダム寺院でもミラノのドゥオモでもバンコクのワット・アルンでもなんでもそうだけど、建造物の全容がファインダーに収まる位置まで頑張って下がって下がって絵葉書顔負けのカックイイ写真を撮ったつもりで帰ってきて、できた写真を見てみたらお寺真っ暗なことになってたことはないだろうか。
 そんなもんはシルエット写真が撮れた、わーい!ワーイ(タイ語で「合掌」の意)ってことにしてしまおう! とも思うんだけど、やっぱしそうじゃない写真だって撮りたくなることがあるよね。どうしたらいいんだろう。
 露出補正(アカルサ)機能が付いてるカメラだったら露出を+側に補正してやりゃどうにかなる話なんだけど、フツーのコンパクトカメラにゃそんなもん付いてないじゃん。フラッシュだって届かないじゃん。さてー、どうする。
 答1「逆光にならない時間帯に行って撮る」(笑)。
 答2「シャッターボタン半押しでまたしてもカメラを騙す」。
以前、撮りたい物がファインダーの真ん中にないときは撮りたい物を真ん中にしてシャッターを一度半押しにして、さらにカメラをズラして撮りたい構図にしてシャッターを押し切ろう! って話はしたけれど、それと似たような手段だ。
 まず、ファインダーの中になるべく空とか明るいものが入らないようにして、撮りたい物と同じくらい遠くの物(たいがいカメラを地面側にズラす)を真ん中にしてシャッターを半押しにする。そのままの状態でカメラを撮りたい構図に移動させてシャッターを切るのである。
 こうすればたいがいのコンパクトカメラ * は「これから撮るのは暗いものだな」と騙されるので、空の明るさに負けずにノートルダムだろうがドゥオモだろうがワット・アルンだろうがちゃんと撮れるはずである。めでたしめでたし。

※注:自動露出が付いていて、シャッター半押しで露出(露光)が固定されるようなカメラのこってす(詳しくは各カメラの説明書を見てね)。

※露出補正は露光補正と言ったりもします。

●モデル/中川翔子

●このコーナーでイマイチわからない言葉があったらやさしい写真の用語をご覧ください。やさしく詳しく解説されてます。

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※掲載した写真は特に注釈がない限り説明用に一眼レフカメラで撮影されています。


2002年06月26日掲載

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