* 週刊フォトエッセイ*

ローテク・フォトレッスン
「撮れルンです!」


  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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遠くの物をデッカく写す


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これが焦点距離じゃあ!
(むっちゃ単純化した図どす)


●写真やカメラについて今さら人に訊けないこと、わかんないことがあったらガシガシおたずねください!
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■42■ 焦点距離ぃぃ?

 焦点距離とは平たく言うと「無限遠(∞)の状態で平行な光を入れたとき、レンズの真ん中とされるところ* から像が結ぶまでの距離のことである」って全然平たくねぇじゃん! なんだよ、そりゃ!
 まーそんなこたぁどーでもいいんだけど(よくないけど)とりあえず『レンズから焦点までの距離』だと思って欲しい。そんで、焦点距離が長いレンズの方が物を大きく写せるようになっている。スポーツ・カメラマンになると500mmなんてレンズを使ってたりするのはこれなんである。
 500mmのレンズってじゃあ全長50センチもあるのかと言ったらそんなことはなくて、何枚ものレンズが筒の中で組み合わさってその50センチ分をどうにか短い中で収めようとしてたりする物なのだ(それでもプロ用のレンズは500mmクラスになると40センチくらいあるのはザラざます)。
 で、世の中一般的にこの500mmという数字は何かと言うと、35mmカメラ(フツーのフィルムを使うカメラ)でこのレンズを使ったときは焦点距離が500mmだよ〜ん、と言う意味である場合が多い。よくデジカメやAPSカメラのカタログでレンズの焦点距離の欄に「35mmカメラ換算」と書いてあったりするけれど、APSフィルムやCCD(デジカメのフィルムに相当する部品)は35mmフィルムより1コマの物理的サイズが小さいので必然的に像を結ぶ位置も35mmフィルムよりレンズに近くなる(って計算になることになってる)。だから同じレンズでも写る範囲(画角と言う。次回説明)が 変わってきちゃうんで『換算』しないとなんないんだな** 。
 なんか説明していてヤんなっちゃうくらいこんがらがるけど、とにかく「焦点距離の数字が大きいほど大きく写せて、数字が小さいほど小さく写せる」ってのと「通常は35mmカメラをベースにして語られることが多い数字だ」ってのだけここでは覚えてくだされ。

※注1:カメラのレンズが1枚だけってこたぁまずない。複数のレンズの組み合わせが物理とか数学とかを総動員して画を作っている。小さいカメラの中にもものすごい設計技術が込められているんだね。で、そのレンズの組み合わせの中にも実質的中心てのがどこかに存在していて、そこから像を結ぶまでの距離が焦点距離だ。左の図はあくまでも概念図。

※注2:前にカメラの仕組みのところで説明した「壁に映った像」の大きさがフィルムやCCDの大きさに匹敵する。

●モデル/中川翔子

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※掲載した写真は特に注釈がない限り説明用に一眼レフカメラで撮影されています。


2002年08月14日掲載

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