* 週刊フォトエッセイ*

ローテク・フォトレッスン
「撮れルンです!」


  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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焦点距離【長】写真


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焦点距離【短】写真


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これが画角じゃあ!


●写真やカメラについて今さら人に訊けないこと、わかんないことがあったらガシガシおたずねください!
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■43■ 画角だとぉ?

 前回「レンズは焦点距離が長いほどデッカく写せる」「短いほど小さく写せる」と書いたけれど、レンズにはデッカく写したり小さく写したりする以外にもまだまだ意味がある。そのひとつが『画角』だ。
「頼む、コーノ、もうかったるい話は勘弁してくれ!」って声が聞こえてきそうだけど、実はこれはとっても重要なのだ。
 左の【長】写真と【短】写真はモデルはずっと同じ位置にいる。すなわち、モデルと背景との距離はどっちの写真も一緒である。その状態で撮影者のわたくしめがモデルに寄ったり離れたりして、画面の中でモデルが同じ大きさに写るようにしながら焦点距離を長くしたり短くしたりして撮ったのがこれらの写真なんである(左図参照)。
 ご注目いただきたいのは背景だ(翔子ちゃんばっかし見たくなる気持ちもわかるけど背景も見てね)。焦点距離が短い写真の方が広ぉーーい範囲が写ってて、焦点距離が長い方が遠くの狭い範囲がデッカく写ってるよね。この写る範囲の角度のことを『画角』と呼び、だから焦点距離が短いレンズを『広角』と呼ぶのである!
 つまーり、広角レンズの方が画角が広くて、望遠レンズの方が画角が狭いのだ。焦点距離が長いレンズはあくまでも『望遠』で『狭角』とは呼ばないけどね。
 てことで、記念写真などでより広い世界を撮りたいときは広角レンズを使い、背景をあまり入れる必要がないときには被写体からちょっと離れて望遠レンズを使うのがオーソドックスなレンズの使い分けなんである。

ついで:写真の世界では35mmカメラ換算で40mm未満の焦点距離のレンズを広角レンズと呼び、100mm以上を望遠レンズと呼び、その間あたりの50〜85mmくらいを標準レンズと呼ぶのがだいたい一般的であります。

●モデル/中川翔子

●このコーナーでイマイチわからない言葉があったらやさしい写真の用語をご覧ください。やさしく詳しく解説されてます。

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※掲載した写真は特に注釈がない限り説明用に一眼レフカメラで撮影されています。


2002年08月21日掲載

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