* 週刊フォトエッセイ*

ローテク・フォトレッスン
「撮れルンです!」


  文・写真/河野朝子 --->Back Number


写真
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単焦点だろうがなんだろうが結局撮る人のセンスなのよ


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■45■ ズームを発明した人、偉い!

 そんなこんなで広角や望遠レンズの使い分けを説明したけれど、ちょっと待てよ、そりゃいろんなレンズ持ってないといかんて意味なの? と言うことで登場するのが『ズームレンズ』である。
 50mmとか100mmとか焦点距離がひとつに決まっているレンズは『単焦点レンズ』と言って、その焦点距離でのみ撮影ができる。要するに「ズームじゃないレンズ」のことなんだけど、じゃあその『ズームレンズ』とは結局なんなのか? ってぇと、いろんな焦点距離をカバーしてて一本で(仕様によっては)50mmも100mmも選べるレンズってことなんだな。一眼レフカメラ用のズームには広角の範囲だけカバーした『広角ズーム』とか、望遠の範囲だけカバーした『望遠ズーム』なんてのも存在するけれど、フツーのデジカメやコンパクトカメラに付いてるズームレンズは広角から望遠まで幅広くカバーしてくれているのだ。
 つまりここで『3倍ズーム』の『3倍』がようやく意味を帯びてくる。カメラの仕様表に35mm換算で36mm〜108mm相当、なんて書いてあったら、108÷36=3で晴れて『3倍ズーム』ってことになるのだ。ズームレンズの『倍』ってのは最大焦点距離を最小焦点距離で割った数字だったんである! そうだったんかぁ! てことは例えば広角側が28mmの3倍ズームレンズだとすると、28mm×3=84mmってなワケで、あまり望遠とは言えない焦点距離が最大ってことになったりして、ズームの倍率が高けりゃ何でもかんでもデッカく写るとは言えないのである。3倍は3倍でもなんの3倍か、が重要なんだね。
 しかし! 倍率の落とし穴にはさらに裏があるのだ。

●モデル/中川翔子

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※掲載した写真は特に注釈がない限り説明用に一眼レフカメラで撮影されています。


2002年09月04日掲載

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