* 週刊フォトエッセイ*

ローテク・フォトレッスン
「撮れルンです!」


  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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カッコいいポーズが終わっちゃったあとだったりする


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■55■ タイムラグ、もうひとつの注意点

 指がシャッター全押しした瞬間とカメラっつー機械が実際に「あいよ」とシャッターを動かす時とには若干タイムラグがある(ことがある)。だから手ブレ防止のためにはシャッター切り終えたあとも脱力は厳禁、てのはおわかりいただけたとして、このタイムラグにはもうひとつ注意しとかないといけないポイントがある。
 それは自分が「決定的瞬間!」と思ってシャッター切った時よりわずかあとに実際のシャッターが切られるわけだから、決定的瞬間より『わずかにあと』の景色がカメラに記録されちゃうってことなんだな。
 動いてる物体を撮ってるときはこのコンマ数秒の遅れが致命的なことになりかねない。よくご質問をいただく「子供の表情が上手く撮れない」なんてケースのいくつかはこのタイムラグが計算に入ってないこともあるのだ。
 ただでさえ人間の脳が「これ!」と思った瞬間と実際に体が動くまでには時間差があるもんなんだし、なによりかによりシャッターは先に『半押し』をしてピントが合う合図を待たなくちゃいけないんだよね。自分の反射神経と、『半押し』からピントが合うまでの時間と、カメラのタイムラグは充分計算して写真を撮る必要がある。もうこれはカメラに慣れて動体予測能力を身に付けるっきゃない。「(決定的瞬間が)来そうだ、来そうだ!」と感じた時には即、指が反応するように反射神経を鍛える必要があるんだね。
 脳が言葉で「シャッター切れ!」と命令する前に、「来る!」と感じたら指が勝手にシャッター押してるくらいになるようにちょっくら頑張ってタイムラグを克服しよう!

●モデル/中川翔子

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※掲載した写真は特に注釈がない限り説明用にデジタル一眼レフカメラ(FinePix S1Pro)で撮影されています。


2002年11月20日掲載

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