* 週刊フォトエッセイ*

ローテク・フォトレッスン
「撮れルンです!」


  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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ヘタクソ写真の王道『日の丸写真』(撮影 by FinePix F401


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ポートレート基本構図?


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あたしゃこれでも構わんと思うね


●写真やカメラについて今さら人に訊けないこと、わかんないことがあったらガシガシおたずねください!
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■58■ 日の丸写真ん??

 世の中で一番ヘタっぽい人物写真の構図がいわゆる『日の丸写真』だ。そりゃどういう写真かというと人物の顔が画面のど真ん中にあって、背景にも意味が無く、ハンパに胴体が切れている写真のことで、確かに日の丸チックである。
「それってコーノさんの写真にもときどきあると思うんですけど」って、ハイハイ、実は私はこの構図が結構好きなのだ(わざとである! あくまでも!)。ヘタクソ写真の代名詞『日の丸写真』もやってみると結構面白いこともある、けど、面白がってやるんじゃなければあんまりお勧めしない構図だったりもする。
 安全なポートレートを撮るときは画面の中で人物がいかに美しく無駄なく配置されるか、が勝負である。だから人物の上に不要と思われる空間が広がっていたり、変なところで切れちゃったりしないように撮るのが基本だ。
 そういう写真を撮るときにさらに重要なのが「顔にピントが来ている」ことである。だからシャッター半押しで顔面(特に目)にピントを合わせてから構図を決めるのがポートレートの超お約束なのである。



◆国際子ども図書館に行こう!その1◆

 国際子ども図書館てところが何をする場所なのか、ってのはちょっと置いといて、よぉく写真を見て欲しい(翔子ちゃんじゃなくて、その背景!)。先週のはいかにも古いですって趣の石造りの建造物、今週のはいかにも新しいですって趣のガラスの建造物、だ。じゃあ国際子ども図書館て2棟あるの? へぇ、上野ってさっすが文教地区、土地余ってんだね、って写真を見ただけだと思ってしまうかもしれないけれど、違うんだなっ、これが。
 なんと表から見ると重厚なヘヴィストーンの「昔作られました」な建物で、裏(と言うか庭側)から見ると「今できましたっ!」なガラス張りの建物なんである。
 で、ガラス部分はどうなっているかというと、昔建てられた建物の庭側全面をガラスで覆い被すようにできていて、それもただ覆ってるだけじゃなくて各フロアにちゃんとアクセスできるように廊下状になっているのだ。
 こうやって言葉で聞いてもイメージしにくいかもしれないけれど、そーだなー、ちょうど建築現場の足場がちゃんとした廊下になって、足場の回りのテント張りの部分が全部ガラスになっちゃいました、それも庭側だけ、って言ったらおわかりいただけるだろうか。

●モデル/中川翔子

●撮影協力/国際子ども図書館
※館内での写真などの撮影には制限があります。

●このコーナーでイマイチわからない言葉があったらやさしい写真の用語をご覧ください。やさしく詳しく解説されてます。

●このコーナーを第1回から読みたい方はこちらから

※掲載した写真は特に注釈がない限り説明用にデジタル一眼レフカメラ(FinePix S1Pro)で撮影されています。


2002年12月11日掲載


2002年12月11日掲載

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