* 週刊フォトエッセイ*

「動クンです!」

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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Back Stage Vol. 1
猫の住むスタジオ。
※撮影 by FinePixF700
※音楽 by クリヤ・マコト
※動画 by 河野朝子



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鍵盤やフェーダーの上に透明アクリルのカバー(自作)をしておくとその上にパソコンのキーボードやマウスを載せられて便利だ、ってのを学びやした。
※撮影 by FinePixF700





 クリヤさんが動クンです! −デジカメで動画−

 ■1■

 クリヤ・マコトさんとわたくしが直接知り合ったのはクリヤさんが米国から引き揚げてきた直後で、その付き合いはすでに十数年になる。
 日本て国のイマをほとんど知らないガイジン状態のピアノプレイヤーが、「あれよあれよ」というスピードではなかったけれど、いつのまにやらプラチナディスク* を家に飾るまでになっていく様をチラチラと垣間見てきたわけだ。
 それでわかったのが、売れてきたミュージシャンてのはこんなに忙しい、ってことだったりする。私が珍しく〆切何本かかかえて「死ぬーーー!」なんて叫んでるのは小僧で、恒常的に「死ぬーーー!」をさらに増幅した事態が続いているのである。「いつ空いてますか」と尋ねれば一ヶ月に夜間わずか三日、なんてのはザラなのだ。
 アニメーション「NITABOH**」の映画音楽を引き受けてワルシャワにオーケストラのレコーディングにいった話も凄まじかった。ワルシャワ2泊4日、だったそうで、中1日レコーディングしただけで帰って来ちゃった、と言うのだ。これを上回る話は、映画音楽ではクリヤさんよりさらに売れてる川井憲次*** のワルシャワ無泊2日ってのしか聞いたことがない。
 さすがに今年あたりからはその「行くときゃ行っちゃえ」ってノリはだいぶ落ち着いたように見えるが、それでもやはり忙しそうだ。フツーの仕事人だったら脳の一部が決壊してしまいそうな異常な日々を破綻しないで送っていられるのはクリヤさんが音楽が好きで楽しんでいるからに他ならないと思う。でもやっぱハイテンションに違いはないわけで、こちらは寿命の心配までしてしまうのであった。


* プラチナディスク:
 日本では25万枚以上の売り上げがあった音盤の関係者に対して日本レコード協会から与えられる飾り物。クリヤさんは平井堅のアルバムに曲を提供して獲得。ちなみにゴールドディスクは10万枚以上。

** NITABOH:
 オフィシャルサイト

*** 川井憲次:
 押井守監督の作品でよく知られる音楽家。他にもテレビアニメーションや実写映画など、作品多数。


◆当マカロニ・アンモナイトで連載していたクリヤ・マコトさんの記事

クリヤ・マコト公式ホームページ
 2005年1月から待望のツアー「Latin Touch New Year Tour 2005」が始動します(東京、浜松、名古屋、大阪、滋賀、鈴鹿)。詳しいスケジュールは上記公式サイトをご覧ください。

◆取材協力:76.1 InterFM

※左に掲載されている写真(1枚目)をクリックすると、音声付き動画(約1分)を見ることができます。

※このエッセイに掲載されている動画は全て編集・圧縮済です。
 F700で撮った動画サンプル(AVIファイル)をご覧になりたい方は「こちら」


2005年01月05日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部