* 週刊フォトエッセイ*

「動クンです!」

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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福山庸治が描く 第一話
下書き。
※撮影 by FinePixF700
※イラスト by 福山庸治(C)
※動画/音楽 by 河野朝子



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福山さん近影。
※撮影 by NATURA S





 福山さんが動クンです! −デジカメで動画−

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 絵が上手い人ってのがとにかく羨ましい。なんたってアタシなぞは渾身でひたすら苦労して描いた絵だってこんなだ。編集さんから「な、なごみ系ですね(苦笑)」と慰められてしまったくらいだったりするので、サラサラサラッと上手い絵が描けてしまう人を素直に羨ましいなぁ、と思うのだ。
 漫画家のすごいところのひとつに脳内にある映像を紙の上で具現化できてしまう、というのがある。モデルとなる人物が目の前にいなくても笑わせたり走らせたりいろんなことができてしまう。登場人物たちをあらゆる角度から描けるのだ(稀にそうでもない方がいらっしゃいますけど)。
 前のページに出てきたキャラとこのページのキャラっておんなじ人ですか? とか、右向きの登場人物Aと左向きの登場人物Aが同じ人に見えない、なんてのじゃストーリーにならない。パソコンのお絵かきソフトで左向きの人描いてから反転させて右向きの人にすりゃいいじゃん! なんて機能をありがたがって使ってる人間にしてみれば漫画家の日々行っていることは神業である。
 常人からしてみれば卓越した画力の人が多い漫画界にあって、福山さんはさらに卓越したその画力で世界の後進達に影響を与えてきた漫画家であるからして、どーやって描いてるのか? にはとにかく興味があった。
 福山さんの仕事場にお邪魔して「とりあえずなんか描いてみてください」ってプロ中のプロに向かって「とりあえずなんか」はねぇだろ! と毎度の失礼ぶりを発揮する私に快く応じてくださった福山さんはペロッと何気ない白い紙を1枚取り出すやいなや鉛筆であの自画像キャラを描き始めたのだ。

今週の福山庸治さんの記事

※左に掲載されている写真(1枚目)をクリックすると、音声付き動画(約1分)を見ることができます。

※このエッセイに掲載されている動画は全て編集・圧縮済です。
 F700で撮った動画サンプル(AVIファイル)をご覧になりたい方は「こちら」


2005年03月02日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部