* 週刊フォトエッセイ*

「動クンです!」

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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福山庸治が描く 第六話
庭。
※撮影 by FinePixF700
※イラスト by 福山庸治(C)
※動画/音楽 by 河野朝子



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キッチンで出番を待つ赤くなったシシトウ。
※撮影 by FinePixF700





 福山さんが動クンです! −デジカメで動画−

 ■6■

 福山さん宅の庭はきっと雑草のようにネギが生い茂ってるに違いない、と思っていたらそうではなかった(そりゃそうだ→参照記事)。
 取材させていただいた日はまだ冬でまさに農閑期のため、シーズンには作物がジャンジャン植えられているであろう小さな畑も均されていた。
 家庭菜園を見ればだいたいその人がどんな食べ物が好きなのかわかる。ほとんどの場合において『しょっちゅう使うからわざわざ買いに行くくらいなら自分ちにあった方がいいもの』か『近所のスーパーなんかじゃあまり売ってない類の物』が家庭菜園では栽培されるんじゃないだろうか。
 農業製品ではないので見映えのよい野菜が大量に収穫される必要もない代わりに、無農薬で育てようなんて考えたら「世の中ってこんなに虫がいるんだ!」って思い知ったり、実は鳥だって敵だったってことを知ることもできる。
 福山さんの庭はまさに食うための作物を育てる機能と植物を愛でるための機能が同居していて、あまりにも本格的になりすぎて庭としての景観を度外視してるわけでもなければ、食べるための植物が単なる飾り物になってるわけでもなかった。
 冬でもほっとくと雑草がにょろにょろとその勢力を拡大するのが土の地面てもんだが、そのあたりは適当に手入れされているようでもある。
 ご本人が綴っているよりはもうちょっと熱中したそぶりのない雰囲気で、畑という名の庭は春を待っていた。

今週の福山庸治さんの記事

※左に掲載されている写真(1枚目)をクリックすると、音声付き動画(約1分)を見ることができます。

※このエッセイに掲載されている動画は全て編集・圧縮済です。
 F700で撮った動画サンプル(AVIファイル)をご覧になりたい方は「こちら」


2005年04月13日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部