* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2005

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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顔が一番コントラストが強い状況たぁこういうこと。実はクルマがたびたび走り抜ける道の真ん中でわたくし撮影していて結構危険。



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画面中央に近いコントラストが強いところ=顔、な写真。間違って端の方の空と地上の境界線に合うことはない。

※撮影 by FinePixF10
※モデル 高山美穂子





■3■ オートエリアってなんですか

 フツー、コンパクトカメラは買ったまんまの状態でフラッシュの切り替え方と接写スイッチのありかだけ覚えていればまず撮れる。あとは写真のサイズの変更の仕方くらい覚えていればバッチリだ。だから説明書なんてほとんど見たことがない人も多いだろうし、カメラもオートが自慢の場合は説明書を見なくても大丈夫なように設計してある。
 しかしその説明書もパラパラとめくってみるととんでもない機能の説明が書いてあったりするのだね。

 数年前からカメラのフォーカスにオートモードというのが出現した。これは「オートフォーカス」の「オート」じゃなくて、フォーカスがオートって言う、、、わかりにくいけれど通常の「オート」とは意味が違うのだ。
 チョイと難しい言い方をすれば画面の中で一番コントラスト(明暗の比率)が高いところを自動検出してカメラが勝手にピントを合わせてくれるモード、という意味なんだけど、んまぁとにかく使ってみればよくわかる。
 もちろん画面の中に撮りたい物よりコントラストが高い物が他にあったらそうは行かないが、たいがい真ん中に近いところを優先してピントを合わせてくれるはずである。
 なんで「コントラストが一番高いところ」かというとたいがいのポートレイトは人間の顔面のコントラストが一番高いことになってるからだね。つまりポートレイト撮影に向いてるモードという意味でもあったりする。
 暗いところや人の全身、人の顔より服の方がコントラスト高いなんてことになるとカメラが困っちゃうので向いていないが、バストアップのポートレイトを確実に撮りたいときなんかはコレ。当然このモードの時でもシャッター半押しでピントがどこに来てるのかを画面で確認して撮る必要はある。

 たとえばFinePixF10だと、モードレバーをマニュアルに合わせてMENUボタンを押し十字ボタンで上下して アイコン こういうマークに合わせ(画面上部に『AFモード』と表示される)十字キーの右ボタンを押したあとに真ん中の アイコン (オートエリア)を選び、MENU/OKボタンを押すと使えるようになる(マニュアルモード時)。

『マニュアルモード』って聞くとなんだか意味不明の設定をいっぱいしないと使えなそうに思いがちだけれど、他のモードをいじらなければオートと同じようにして撮れる。

 もし『マニュアルモード』であれこれいじってしまって最初の設定がなんだったかわからなくなっても

 MENUボタン
  ↓
 十字ボタンの上下
  ↓
 SET
  ↓
 十字ボタンの右
  ↓
 十字ボタンの上下
  ↓
 4ページ目の『リセット』
  ↓
 十字ボタンの右
  ↓
 MENU/OKボタンを押す

 で日付などの撮影に関係ないモード以外全て工場出荷時の設定に戻すことができるので安心してトライしてみよう(FinePixF10の場合)

(カメラによってはフォーカス=オートが工場出荷時のモードの場合もあるので注意)。

「ところで『オートエリア』の下にあるコンティニュアスってなんですか?」それは次回。

※カメラによってはこういったモードを搭載していないことがあります。


2005年09月21日掲載

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F10


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マカロニ・アンモナイト編集部