* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2006

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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熱中している顔もいっぱい撮っておきたい。暗いところでも撮れるカメラだと撮影カット数がどんどん増えてくる。

※撮影 by FinePixF11









■23■ 親もハードに鍛える

 先天的な性差なのか、それとも後天的に『教育によって』与えられたジェンダーなのか。
 もちろん写真撮られるのを嫌がる女の子もいれば「撮ってー!」といつもポーズの男の子もいるのだろうが、裸におしめ一丁で駆け回ってる頃からの全体の傾向としてカメラを向けたときの反応はどうも先天的なもののように見えて、動物の本能(?)って面白いなぁ、なんて感心するのである。

 というわけで一般的に子供写真は男の子を撮る方が難しいと思う。

 駆け回って大はしゃぎしてるところなんて男女ともに狙い目だが、ただでさえ動いてる子供を撮るのは難しいのにくわえて、概ね男の子の方がさらに運動量が多いので「もうとーちゃんかーちゃんヘトヘトざんす」で休日は暮れていくのだ。

「子供の目線で撮るのが基本」と一口に言うが、そのとき大人は腰を落としてしゃがむこととなる。1度や2度ならどうにかなるが、駆けずり回る子供を追いかけながら何度も繰り返すにはほとんどスクワットと四股踏みとサッカーがいっぺんに来たがごとく肉体を使い倒さなくてはならない。
 実際私がごくたまにお子様撮影でもしようもんなら翌日は確実に筋肉痛である。なるべくまともな写真を撮ろうとするなら労力を惜しんでなんかいられもしない。カメラを持っているとただ一緒に遊んでる以上に親はずいぶん鍛えられるのね。


2006年02月15日掲載

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F11


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マカロニ・アンモナイト編集部