* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2006

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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スポット測光で黒い服に明るさを合わせてしまうと飛び飛びなことになってしまうのよ。先週書いたようにこれがまさにカメラが一所懸命黒い服の部分を「18%の濃さ」に合わせてくれようとした結果なのだ。


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ほとんどマルチ測光イヂメ。フラッシュを使うかスポット測光にするかにした方がいい状況。
※撮影 by FinePixS9000
※モデル 高山美穂子





■32■ 『AEロック』ってなに?

 さて、コンパクトカメラだとシャッター半押しでAFもAEもロックされてしまうが、、、「えぇぇ? なにそれ!」おっとっと。実を言うとイマドキのカメラにとって『オート(自動)』なものの代表にはオートフォーカス(AF)とオート露出(AE)てのがある。

 フツーにコンパクトカメラを使っているとフォーカス(ピント)も露出(明るさ)もシャッターボタンを半押しにすれば固定してくれる(ことがほとんど)。つまり、人の顔を画面中央に持ってきてシャッターを半押しにすればピントも明るさも顔面で固定(ロック)されて、そのまま構図を変えて顔を画面の真ん中じゃないところに持ってきてもシャッターを半押しにしたときのピントと明るさで撮れるんである。

 ところが一眼レフとかネオ一眼には『AEロック』ボタン(AE-Lなどと表示されている)という物がシャッターボタンとは別に付いている。すなわち、シャッター半押しだけじゃ明るさはロックされない機種もある* って意味だ。
 そういうプロ仕様な機種だと、人の顔に明るさを合わせたいときは人の顔を真ん中にしてAE-Lボタンを押して** AE(明るさ)をロックしさらにシャッターボタン半押しでAF(ピント)をロックする必要があるのだがぁ、「えぇぇ、めんどくさぁい!」はいはいはい、というわけでFinePixS9000などでは特にAE-Lボタンに触れなければシャッター半押しでAEもAFもロックされるように設計されているのでご安心ください。


* シャッター半押しでもAEロック:
 プロ用の高額カメラだとAEロックとAFロックがシャッター半押しでいっぺんにかかるように設定できるなんてものはあんましないかもしんない。
 いずれにしてもこのへんの動作や設定できることは機種によって違うので「このカメラ、なんかヘン!」てカメラのせいにする前に説明書をよく読んだ方がいいでしょう。

** AE-Lボタンを押したときの動作:
 押しっぱなしで作動なのか、1回押せば作動なのか、など、機種によっていろいろ変えられることが多いので、撮影形態によって変更するとよいでしょう。


2006年04月26日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部