写真
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全体のバランスで言ったら白い服を着た人はアベレージで撮っといて吉、と言われているけど単にわたくしがこのときアベレージにはまってただけ。
※撮影 by FinePixS9000
※モデル 高山美穂子


* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2006

  文・写真/河野朝子 --->Back Number 




■36■ スポット測光の応用例 ピアノの発表会編

 子供のピアノの発表会を撮る、なんてのも写真の鬼門のひとつだ。

 ピアノというツルツルで反射するまっ黒な物体と普段じゃありえない強烈なライティング(子供の発表会とて意外と強烈なんざんす)のシーンを上手に撮るのは結構難しい。
 うつむいたまま必死にピアノを弾きやがったから顔面全部真っ暗になっちゃった、なんて失敗はよくある。さてどうしよう。

 まず、マナーとしてシャッター音とか電子音がなるべくしないように設定しておくのが重要。

 それから絞り優先モードにし、手前にあるピアノの一部など余計な物が写り込まないように絞り値をちょっと低めに設定しする。これでスポット測光モードにし、うつむいて弾きまくる我が子の顔面のライティングが直に当たってないところでシャッター半押しだ。あとは構図を決めシャッターを押すだけ(ズームを使ってるときにシャッタースピードが1/60以下なんてカンジに遅くなるとブレるので、シャッタースピードがヤバいなと思ったらISO感度をなるべく上げた方がよい)。

 ただしこれだとうつむいてる我が子の顔面重点撮影になり下手すると奮発した淡い花柄のワンピースなどというものは飛び飛びになりかねない。花柄を重点的に狙いたいときは上級テク登場だ。まず花柄部分でAE-Lボタンを押したあと我が子の顔面でシャッターボタンを半押しにして撮影する(ただし我が子の顔面は潰れてしまうこともある)。

 これを1曲正味3分のメヌエットの中でできるかどうかが勝負の分かれ道だな。

 あ、事前にお子様に「うつむいてピアノを弾くな」と指導して練習させておいたほうがいいかもしんない(笑)。

※『絞り』等についてはそのうち説明します。
※各モードの設定の仕方は機種によって異なるので説明書をご覧ください。


2006年05月31日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部