* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2006

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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ISO800、54.9mm(35mm換算約247mm)、1/80、F8.0。なのに背景ボケている。



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ISO800、8.1mm(35mm換算約36mm)、1/500、F3.1。なのに背景ボケてない。

※撮影 by FinePixS9000
※モデル 高山美穂子





■41■ 焦点距離という落とし穴

「ふーん、じゃあ背景をなるべくクッキリ写したいときは絞り値を大きくして、背景ボカしたいときは小さくすればいいんだ」と思うでしょ。それ、リクツのひとつとしては正解なんだけど、でも必死に絞り値を大きくしても背景がボケちゃうときもあれば、必死に小さくしてもボケないこともあるのである。

 え〜〜! なんでなんで! だって先週の写真はちゃんとそういうふうに写ってたじゃん!

 左の2枚の写真、上は絞り値を大きくして撮影したのに背景がボケてるし、下の写真は小さくしたのにボケてないではないか。なんでだーーー! てのは焦点距離ってのと深ぁく関係している。

「で、その焦点距離って、ぶっちゃけ、何?」
 えーっと集合写真などなるべく広い範囲を撮れるレンズを広角レンズと言い、遠くにあるものでもでっかく撮れるレンズを望遠レンズ、って言うよね。
 広角レンズは『焦点距離が短い』レンズで、望遠レンズは『焦点距離が長い』レンズなのである。例えば左の写真なら上は35mm換算で約247mm、つまり焦点距離が長くて、下の写真は約36mm、つまり焦点距離が短いのだ。

 焦点距離とは『レンズから焦点までの距離』のことなんだけど詳しくは以前書いたこちらのページをご覧ください(なんで『35mm』に換算するのかについても書いてあるよ)。しかし今や天才の名を欲しいままにしている中川翔子画伯の写真の下によくもこんな絵書いちゃったもんだな、というわたくしの下手な絵もあるよ、、、


2006年07月05日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部