* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2006

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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ISO400、66.7mm(35mm換算約300mm)、1/210、F8.0。望遠にすりゃとりあえずボケる。



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ISO400、66.7mm(35mm換算約300mm)、1/550、F4.9。さらに絞り値を大きくすればどんどんボケる。


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ISO400、25.0mm(35mm換算約112mm)、1/550、F5.0。上記ほどの大望遠じゃなくてもこれくらい。上記2枚と焦点距離が異なるけれど、画面の中でモデルさんが同じくらいの大きさで写るように撮影してみた。

※撮影 by FinePixS9000
※モデル 高山美穂子

■42■ 大望遠にすりゃとりあえずボケる

 てなところでものすごい大雑把な法則。『大望遠にすりゃとりあえず背景はボケる』である。

 細かいリクツは省くけど、とにかく概ねそのようだと覚えておいてくだされ。

 左の写真、FinePixS9000のズームレンズは最長300mm相当(35mm換算)という恐るべき焦点距離を持っているのでレンズをグイグイ伸ばして撮れば絞り値を大きくしても背景はボケてしまう。

 そんなにものすごい望遠じゃなくても通常のコンパクトカメラのズームレンズレベル程度の最長(望遠側)の焦点距離なら一番下の写真程度の絞り値でもご覧の通りだ。

 ところで真ん中の写真などがそうなのだが焦点距離をズームレンズの望遠側いっぱいいっぱいにすると、設定できる絞り値が広角側いっぱいのときよりも大きい数値が限界になってしまうことが多い。FinePixS9000の場合、広角ならF2.8まで行けるが焦点距離を最長にするとF4.9が選択できる最小値* になるってこと(レンズを正面からよく見ると書いてある1:2.8-4.9ってのはそういう意味!)。
 またまた細かいリクツは省いてしまうが、ズームレンズは一眼レフ用の余程の高級レンズ(レンズだけで軽く二桁万円!)でもなければそういうもんだと思っていて間違いない。さらに余程の高級レンズでも300mmまでカバーするとなると二桁万円クラスでもやはり望遠側は絞りの最小値が少々大きめになることが多いものなのである。

* 最小の絞り値:
 これが世にいう『開放値』である。

 レンズの『開放』については以前書いた記事の注意欄をお読みください。


2006年07月12日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部