* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2006

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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ISO400、25.0mm(35mm換算約112mm)、1/220、F8.0。これくらいの焦点距離で絞り値が大きいとボケ具合はぐぐっと減る



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ISO400、6.2mm(35mm換算約28mm)、1/240、F8.0。広角で絞り値を大きくすると背景はガッチリハッキリ。


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ISO400、6.2mm(35mm換算約28mm)、1/1600、F2.8。被写体がものすごくカメラのそばにあれば広角でも背景は結構ボケっぽくできる【これ重要】。ちゅうか夕暮れ時にISO400で1/1600で切れるか、ふーんそうか、ってところにミョーに感心したんであった。

※撮影 by FinePixS9000
※モデル 高山美穂子

■43■ 被写体とカメラの距離ってのも重要

 先週の続きである。

 一番上の写真は先週の一番下と同じ焦点距離で絞り値が大きい。
 真ん中と下のは広角いっぱいで28mm(35mm換算)というまたしても恐るべき広角具合なFinePixS9000だったりするのだが、先週同様、モデルさんが画面の中で同じくらいの大きさになるように撮影者であるところの私が前に後ろに移動して撮影している。
 この広角はモデルの美穂子さんが「キャー!」と叫んだくらい近づいて撮ってたりするんだな(当然先週の大望遠写真は声を届かせるのがやっとなくらい離れたところから撮っている)。

 カメラと被写体の距離も被写界深度にとって非常に重要である。例えば広角で人物の全身が入るようにして撮るのと「キャー!」ってくらい被写体に近づいて撮るのとじゃ『ピントの合う範囲』の雰囲気はだいぶ変わってくる(特に広角で顕著)。『被写界深度』の回のレンズの写真をもういっぺん見ていただければ、近距離では目盛りが細かくて遠くになるにつれて目盛りがある意味テキトーになっていくのがわかるだろう。

 てなあたりも併せて左の各写真のキャプションをご覧ください。このへんを押さえとけばあなたはほぼ絞りを制覇したと言ってもいい。ぜひ、次回の撮影から『絞り優先モード』にも挑戦してみてくだされ。

 で。鋭い読者の皆さんはすでにお気づきでありましょう。絞りだなんだよりももっと重要な焦点距離による写真の違いを(以下次週)。


2006年07月19日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部