* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2006

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


写真
---> 拡大表示

ISO400、54.9mm(35mm換算約247mm)、1/150、F8.0。背景の橋がグッと迫ってくる感じ。



写真
---> 拡大表示

ISO400、6.2mm(35mm換算約28mm)、1/900、F4.0。上の写真とおんなじ橋が遠くに行ったように見えるようになり、全体的に実はこういうとこでした、ってのがよくわかる。

※撮影 by FinePixS9000
※モデル 高山美穂子





■44■ 焦点距離と画角

 先々週先週の6枚の写真をよぉぉぉおくみ比べてほしい。
 背景がボケてるかボケてないか意外にもうひとつ重要な違いがあるだろう。

 そう。写ってる背景の範囲が違うのだ。そんでもってこの範囲のことを『画角』と呼んだりするんである(詳しくは以前の記事をどうぞ)。

 焦点距離が異なれば画角だけじゃなく背景との距離感も違ってくる。
 左の写真はやはりモデルさんにずっと同じ位置に立ってもらい彼女が画面の中で同じくらいの大きさになるようにして私が前に行ったり後ろに下がったりしながら撮ったものだが、広角写真の方が実質橋に近づいているというのに遠くにあるように見えて、望遠写真だとググいと大きく見えるよね。

 例えば観光地などで風景をとにかく広く入れたいときは広角、なのは当たり前だけど、逆に人物写真などで背景に邪魔な物体が多くてちゃんと写って欲しくない、なんて場合は撮影者は被写体からちょっと距離を置いて望遠にして、絞り値を小さめにして撮れば背景はさっとボケて人物がクッキリ浮き出る、なんてのが画角の一般的な考え方でもある。


2006年07月26日掲載

<--Back     Next-->



Copyright :
マカロニ・アンモナイト編集部