* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2006

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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色に気を使うとこんなカンジ。


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モノクロだとこんなカンジに撮りたくなる。
※撮影 by FinePixS9000
※モデル 高山美穂子





■55■ 色がなければ構図も違う

 カラーで撮影する場合、例えば画面の中に緑の部分と赤の部分があったとしたらそれぞれが画面を構成する要素となる。画面の中での各色の面積や配置のバランスも重要な要素となるのでそこも考慮しながら撮影する必要があるわけだ。
 ところがモノクロだと赤だろうが緑だろうが色はすべて濃淡が異なるグレーになる。
 つまり画面の中で濃淡の異なるグレーをどう配置するかがその人のセンス、ってことになってくるんである。カラーとおんなじノリで撮るもんじゃないのだね。

 ただしフツーの一眼レフ(フィルムもデジタルも)だとモノクロ写真を撮影するときでもファインダーを覗くと色付きの通常風景が見えるようになっていて、モノクロになった状態の画面を見ながら構図を決められないことが多い。かつてモノクロしかなかった時代には撮影者なら誰もが持っていた脳内モノクロ変換機が必要となるのである。
 こんなときネオ一眼やコンパクトデジカメだと今撮影しようとしている風景をモノクロにして大きめの液晶画面で確認できたりしてすごく便利だ。
 イヤこりゃ私が約25年前に始めて一眼レフ(当然フィルムです)を手にしたときにはありえなかった『カメラがデジタルになってラクになったこと』の5本の指に入るかもしんない、ってくらいの便利さだわね。





2006年10月18日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部