* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2006

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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だからなんなんだってなカラー写真。


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同じようなスナップでもモノクロにするとどことなくゲージュツ的(笑)。
※撮影 by FinePixS9000
※モデル 高山美穂子





■56■ どうでもいいスナップも妙にエラそうなモノクロ写真

 雪が降って辺り一面真っ白になると普段見慣れたゴチャゴチャの風景もなんだか美しげになるように、写真もモノクロにして余計な色を排除してみると妙にゲージュツ的な感じがしてくるから不思議だ。

 そのへんでスナップ写真を撮ってみて「なーんかイマイチだなぁ」と思ったときは思い切ってモノクロモードにして撮ってみるといつもと違った風景が見えてくるかもしれない。
 ゴチャゴチャ感でいっぱいの街角はもちろんのこと、古い街並みが美しい観光地や大自然の中でも『とりあえずモノクロ』を撮っておくと後で大伸ばしにプリントして額に入れて飾りたくなるような写真は実はモノクロの方だったりすることもあるだろう。
 古い映画のスチル写真みたいにカッコよく撮れたら最高だ。

 撮影した写真を眺めてみて「うーん、やっぱ写真はモノクロだよな」などとわかったフリしてつぶやきたくなるようなモノクロ写真には、こないだも書いたけれど基本的な秘密がある。つまり白と黒がハッキリ出ていて中間の階調がキレイ、というところである。これはフィルムだろうがデジタルだろうが一緒だ。

 いくらカメラがものすごい優秀になったとは言っても、やはり撮り終えたあとで「なんか黒が黒じゃない!」とか「真っ白の部分が出てない」なんてこともときどきあって、そういうのをあとでパソコンソフトでいちいち修正するのはめんどくさいもんだけれど、なんと現場でそれを確認する方法がある、って話は次回に続く。


2006年10月25日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部