* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2006

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


写真
---> 拡大表示

ヒストグラム山脈、こっちが黒でこっちが白。よぉく見るとこれも黒側(左側)もちゃんと端っこまである。
※グラフの縦軸はピクセル数です。
※説明のためにAdobe Photoshopの画像を使用しています。



写真
---> 拡大表示

上のヒストグラムの元の写真。

※撮影 by FinePixS9000
※モデル 高山美穂子





■59■ ヒストグラムの見方



 てことは、グラフの山が右寄りで左半分(黒っぽい部分)が少なければその写真は白っぽくて白飛びしてる部分が多い可能性の高い写真、山が左寄りなら黒っぽくて潰れてるところが多そうな写真、という意味でもある。

 もし白飛びがイヤなら露出補正ボタンを押してもう少し暗めに写るように調節すればいいし、黒潰れがイヤならやはり露出補正で明るく写るようにすればいいんである。

 左右の山が高くて真ん中が低ければ白っぽいところと黒っぽいところのコントラストがクッキリしているけれど中間のグラデーションが少ない画像、という意味にもなる*。

 FinePixでヒストグラム表示が可能な機種の場合だとその画面の中でどこが白飛びしているかを黒く反転した部分がチカチカ点滅して教えてくれる機能もある。
 白飛びして欲しくない写真を撮るときには非常に便利だ。

 なんで白飛びや黒潰れがないように頑張って写真を撮るのかというと、撮る時点で飛んでしまったり潰れてしまった画像は要するにそこには白とか黒とかしか写ってないわけで、もしかしたらそこには窓の外の景色があったり部屋の隅の洒落た家具があったりしたかもしれないのにそれが写ってない、ってことになるからだ。
 わずかでもそこに何か真っ白や真っ黒でない物が写ってればデジタルデータならあとでパソコンなどでどうにかできることもあるし、フィルムならプリントするときに救えるかもしれないのである。

 当然これはモノクロ写真だけじゃなくカラー写真の場合でも一緒で、カラーでも白飛びや黒つぶれを防ぐのにとても重要な機能なのだ。


* コントラストの強いシーン
 こだわる人は構図など写すものの角度や範疇を変えて白すぎる部分と黒すぎる部分の分量を少なくし、中間のグラデーションが得られるように頑張る。


2006年11月22日掲載

<--Back     Next-->



Copyright :
マカロニ・アンモナイト編集部