写真
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私にとっての適正露出。+2/3露出補正。

※撮影 by FinePixS9000
※モデル 高山美穂子


* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2006

  文・写真/河野朝子 --->Back Number 




■61■ 適正露出ぅ?



 写真の世界ではヒストグラムの真ん中の山がほどよく高く全体的にみっちりとグラフが埋まってるのが『よい写真』というひとつの価値観がある。
 よく言われているのが「極端なコントラスト(明暗差)がないシーンで適正露出で撮られた写真は白飛びも黒潰れもなく、でも白も黒も存在してヒストグラムの山は真ん中が高い」ってことである。

 て、適正露出?

 写真の世界には『適正露出』という黄門様の印籠のようなキーワードが存在するのだが、ハッキリ申し上げてアタクシみたいな者が写真を語る上で『適正露出』ってのは地雷である。
 その地雷覚悟で、えーっと適正露出とは反射率18%グレーが、、、(しどろもどろ)と説明しようと思ったら私が四の五のつぶやくより何万倍も素晴らしい説明があったので紹介させていただきます。

NATURA BLOG:適正露出とは?

 僭越ながらかいつまませていただくと、
 適正露出とは撮影者が決めるもの。だけどその撮影者にとっての『理想的適正露出』には・撮影者の感性というあいまいな要素が入る、・被写体の構成により適正露出が変化してしまう、という問題点がある。カメラという工業製品がそれでは困るので、機械にとっての適正露出という物が存在する(JISやISOで決められている反射率18%グレー云々というのがそれ)。とは言っても『理想的適正露出』と機械の『カメラ的適正露出』が一致するシーンなんてそんなにあるもんじゃない。だからカメラ側でもいろいろ工夫しているのだ。


 てなお話である。

 以前測光モードのときにもちょっと書いたけど、マニュアル操作がしやすいカメラだったら自分にとって最適な露出(写真の明るさ)、最適な写真になるようにカメラさんと一緒に考えられるよね。

 たしかにカメラさんが『機械にとっての適正露出はそうだけど人の撮りたそうな写真てのはこうだよね』て状況をたくさん理解していると撮影者があんまり考えなくていいからラクだ。しかし逆に言えばそういうシチめんどくさいことを考えるのが好きな人を止めないのもフルマニュアルで撮影できる一眼レフやネオ一眼のいいところである(ものすごく語弊があるなぁ、、、)。


2006年12月06日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部