* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2006

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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一件たわいのない写真ですが(下記に続く)。


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上記写真の○の中をものすごく拡大したところ。この四角一個一個がピクセル。

※撮影 by FinePixS9000
※モデル 高山美穂子





■62■ オマケ その1:そもそもデジタル画像ってなにさ



 ついでにちょっとだけ触れておく。

 写真レタッチ用のパソコンソフトだとヒストグラムにも『RGB』『レッド』『グリーン』『ブルー』の4種類があることが多い。デジカメで撮影された写真はRGB、すなわちレッドとグリーンとブルーの光の三原色で構成されているからで、レッドを見れば赤だけの、グリーンなら緑だけの、ブルーなら青だけのチャンネルのヒストグラムを見ることができ、例えばなんだか青っぽくなっちゃった写真はブルーチャンネルをいじれば青み解消ができたりするんである*1
『RGB』というのはそれらすべて合わせた明暗の状態、つまりカメラに付いているヒストグラムと同じ、ってことになる。

 写真の画像をものすごーーーーーく拡大するとどんな写真も様々な色の四角がモザイクのようにみっちり並んでできているのがよくわかると思うが、この四角1個が『1ピクセル』という画像を構成する最小単位となる。
 このピクセル1個1個はRGBの3色がどういう混ぜ具合になってるか、という情報を持っている。「情報を持っている」なんて言うとなんかすげー難しー! ってカンジがするが、その四角1個単位の中に「赤がこんだけ、緑がこんだけ、青がこんだけ」と書いてあって画像を見られる道具(デジカメの液晶モニターやパソコンソフトなど)を使うとそれを色として見られるようになってるだけである。

 赤緑青の混ぜ具合にはそれぞれの色で256段階ある。つまり赤=256、緑=128、青=0、なんてカンジでひとつのピクセルに混ぜ具合が記されてるのだ(細かいことを言えばデジタルなので0と1の集合体で書かれてはいます)。

 つまりその組み合わせは、256×256×256=16777216色、約せんろっぴゃくはちじゅうまん色! をひとつのピクセルで再現というか表現することができるという意味である*2。その約1680万色を表せる四角が何千、何万、何百万と集まってデジタルの画像というものはできている(そうでない場合もございますが主にデジカメの話と言うことでどうかひとつ)。

 小さなデジカメの中でもその何百万もあるピクセルひとつひとつにどういう色の混ぜ具合を記録するかが必死で考えられてるんだな。


*1 レタッチソフトの自動補正機能について
 画像の色を自動的に補正してくれる機能が付いてるパソコンソフトがあるが、それはすべてのチャンネルでヒストグラムで言うところの山の形を左右めいっぱいに広げてくれる機能なんである。

*2 今でこそフルカラー1680万色だけど
 パソコンは16色とか256色しか表現できない時代もあったんでございます。今では携帯電話の画面だってフルカラーが主流なので時代の進歩はとんでもないな、と思ったりします。


2006年12月13日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部