* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2007

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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逆光スポット測光なんかでももちろん有効。
上から±0、+2/3EV、ー2/3EV。



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上から±0、+2/3EV、ー2/3EV。
この場合マイナス写真が最適と思われる。

※撮影 by FinePixS9000
※モデル 高山美穂子





■65■ EVってなんですか?



 ところでオートブラケティングの明るさの違いを設定するときに『EV』という単位が出てくるけどそれってなんだろう。

 EVとはExposure Value(露光量)の略で、10EVとか-1/3EVとかで表す単位だ。数字が大きい方が「明るい」という意味になる。
 例えば感度(ISO)400を使ったときの晴天の屋外はだいたい17EVくらいの明るさ、ってカンジで表すことができるんである。

 そんでもって絞りを1EV開ける(明るくする)ってのはどういうことかというと、絞り値8だったもんを5.6にするってことになる。その下が4、8の上は11で、、、「えええ? ちょっと待って。なにその不規則具合」イヤ、不規則に見えるかもしんないけどとある計算式(めんどくさいので省略)の解だから5.6とか言う不思議数字が登場するだけでよく見りゃそれなりに規則性はある。

■絞りを1EV分変えるということは、、、



 てなカンジで絞り値が変わってくってこと。

■シャッタースピードを1EV分変えるということは、、、



 たいがいの場合オートブラケティングで1/3EVを選ぶとカメラ選択の明るさに上記の間隔の1/3明るい写真と1/3暗い写真が撮れるという意味になる。
 前回の写真は2種類とも±1/3EVだけれど、今回は両方とも±2/3EVだ。1/3だとビミョー、2/3だと結構違う、ってのがおわかりいただけるのではないだろうか。

■感度を1EV分変えるということは、、、(ISO)



 で、この1EV分変わる状態のことを世間では『1段』と呼んでいる。
 よく「感度3200まで行くってことはISO800と比べたってシャッタースピード2段稼げるんだぜ」みたいな言い方をするアレの正体がこれなのだ。要するにISO800のときだとシャッタースピードが1/30でしか切れなかったのにISO3200にするとなんと1/125で切れちゃう! みたいな状況をそう表現したりするんだな。


●過去の参考記事  写真の明るさ3大要素

 噂によると写真学校を出ていたり、写真をキッチリ勉強した人は「今日はISO400だと14EVくらいかな、ゴーロク(絞り値5.6)だと500分の1ってカンジ?」などと考えつつ写真を撮ってるらしい(私にはよくわかりません:笑)。


2007年01月10日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部