* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2007

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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このように撮れてはいるけれど、デジカメで撮ると下記のような夕方。
※撮影 by NATURA S(フィルムはNATURAではありません)



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これはこれで夕景としての味わいがある、ってことにしておこう。
※撮影 by FinePix F700



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上海音楽学院(大学)で行われた日本二胡振興会のセミナーにて。左から、中国最高の二胡指導者(ギターに例えるならロバート・フリップみたいなもん)と言われる王永徳先生、中国最高の二胡奏者(ギターに例えるならジェフ・ベックみたいなもん)と言われる閔恵芬先生、日本における二胡教育の重鎮(ギターに例えるなら、、、成毛滋? 例えに無理が、、、)の武楽群先生。室内でワイドで撮れるからデジカメはお休み。
※撮影 by NATURA S(フィルムはNATURAではありません)

■70■ サブカメラというよりほとんどメインのNATURA

 その場は事なきを得て日本に帰って現像+プリントしてあのときフタにマズッた写真がことのほか面白い味を出していたりするとそれはそれで嬉しい。
『サブカメラ』と言いながらそっちの方が手がかかることもあるけれど、フィルムは「デジタルだとこれはちょっと無理」てな味を出すこともあるのでやっぱり持って行ってしまうのである。

 とは言ってもHOLGAはサブカメラというよりは一種のイロモノでデジタルに慣れた身には不便きわまりない。ボディも軽いわりには結構でっかいし、よほどの根性がある方以外にはお勧めできないカメラでもある。
 また写ルンですもスーパー便利だけれど、ちょっと長めの旅行でいっぱい持っていこうとするとかさばるという欠点もある。

 そんなときにはフツーにフィルムのコンパクト機だ。

 デジカメも日々進歩してるけどフィルムカメラもビックリするほどの進化を遂げている。暗いところにやたら強くてデジカメだと撮りにくい写真もスイスイ撮れて扱いやすくてごくノーマルなフィルムコンパクトカメラも世の中には存在するのだ。

 NP(ナチュラルフォト)モードはデジカメにも搭載されているけれどNP本家のNATURAはやはり凄い。
 こちらの記事(→写真用レンズの最前線を探る §ここまで進化したフィルムカメラ§)でも書かれているけれど、写真好きやカメラ好きでも使っている人が多いし、なによりこちらのページ(→NATURA | ナチュラを語る)でプロカメラマンやデザイナーが撮影した写真群を見ればその実力をおわかりいただけるだろう。
 広角で撮れるレンズも気持ちがいい。

 とにかくNATURAはISO1600のフィルムをぶち込めば*設定をいじらない限り意地でもフラッシュをたかない。「これはいくら何でも、、、」というシーンでもネガフィルムで撮っていればプリント技術の発達もあってかなり救いようがあるので手ブレやどっ潰れを気にせずにじゃんじゃんシャッターが切れる。さらにフィルムならではの味わいもたっぷりあるのだ。
 旅行のサブカメラ、というより普段から持ち歩きたくなるカメラなのである。


※参考サイト:
NATURA BLOG
 こちらにもNATURAで撮られた写真がいっぱい!

※参考記事:
東京イルミネーション 2006 - 2007 ■1■
東京イルミネーション 2006 - 2007 ■2■

 もちろんNATURAフィルムは高感度なので写ルンです同様に空港などでのセキュリティチェックには注意が必要だ。ときどきカメラに詰めたままのフィルムの存在を忘れてカメラを検査機に通してしまうことがあるので気をつけよう。

 てなワケで、わーい! なんだかすごいぞフィルム! なんだけど、ひとつだけ『デジタルじゃなきゃできない重要な撮影機能』つまり『デジカメならではのおいしい機能』って物が世の中にはあったりするのだね。


*注:ISO1600のフィルム
 NATURAフィルム推奨ではあるけれど、その他のフィルムでもたいがい大丈夫である。またNATURA CLASSICAはISO800でもNPモードを発動できる。
 逆にNATURAじゃないフィルムカメラにNATURAフィルムを入れて撮るという手もございます。


2007年02月14日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部