* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2007

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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最近のフィルムは優秀なのでド緑になるこたございません。
※撮影 by NATURA S(フィルム:NATURA 1600



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デジカメでオート。
※撮影 by FinePix S6000fd
※モデル 高山美穂子





■71■ 蛍光灯だと写真が緑になっちゃった

 ちょっと前までのフィルム*で室内の写真を撮ると映画『マトリックス』の世界みたいに全体が緑色になっちゃったって記憶がまだある人もいるだろう。
 んもう部屋の中なんだから写真に撮ったら緑は当たり前、『室内=緑』でなんの不思議にも思っていなかったが、ある日それはつまり蛍光灯の光線がもたらす色彩だと知って「えええ!」となったものである。

 一般用のフィルムというのは『デイライト』すなわち日中の太陽光線があるところで撮られることを前提に作られている。それを日中の屋外ではなく蛍光灯の下で使うと緑色になってしまうのがグリーンワールドの原因だったのだ。でもなぜだかデジカメだと『緑なカンジ』があまりしなくなってこれまたビックリしたものだ。

 最近のフィルムは優秀で蛍光灯下で撮っても人肌がより自然だし、また写真屋さんのプリントの機械も優秀で「ちょーっと緑かぶってっかなー」という写真をも人肌に合わせて(やりすぎない程度に)物の見事に補正してくれたりするのでだんだん実感がなくなってきてはいるけれど、どうして蛍光灯だと緑になってしまうのだろう。どうしてデジカメだとそれが見た目に近い雰囲気で撮れるんだろう。


*注:緑になるフィルム
 特に人肌の色表現にこだわっていないフィルムでは現行製品でも緑になるものはあります。


2007年02月21日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部