* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2007

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


写真
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外は曇天の夕暮れで中はウォームな電球と蛍光灯入り交じり。カメラさんを困らせてみた。
※撮影 by FinePix S6000fd
※モデル 高山美穂子









■73■ そうです、これがホワイトバランス

 人間の目には同じ白に見えていても光線が異なれば機械は「それ青っぽいよ」とか「茶がかってるよ」と冷静に判断する(そりゃ機械だから)。

 冷静沈着な機械が「アタシにとって、白って言ったらこれしかないから」と言いだしたらフィルムで撮るのと同じように全体が緑になったり青になったりしてしまうのだが、そこはテクノロジー。「もしかして今このシーンではこれが白に一番近いんでしょ? じゃ、この白に全体の色を合わせてあげる」ってのがそう! 『ホワイトバランス』機能である。

 特に『オートホワイトバランス』、つまりホワイトバランスをオートに設定しておけばカメラさんが勝手にこの状況はこんくらい、と判断して撮ってくれる。
 オートである。自動である。撮影者は何にも考えなくたっていいという相当すごいことがカメラの中で行われているのだから、ホワイトバランスなんてそんなもんわざわざいじらなくてもオッケーじゃん、と思うが世の中そうは行かないこともある。

 例えば曇天の夕方とは言っても太陽光線がカーテン越しに射す室内は天井に白っぽい蛍光灯、部屋の隅からウォームな白熱灯、と光りが入り交じってる窓辺でハイハイしてる赤ちゃん、なんていう状況だってあるのだ。


2007年03月07日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部