* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2007

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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ナチュラルフォトモード。こちらの写真と比べてみてね。
※撮影 by FinePix S6000fd



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上が通常モード、下が夕焼けモード
※撮影 by FinePix F30
※モデル 高山美穂子





■76■ 最近のカメラはもっとすごい

 てなことができてしまうことにだってビックリなのに、もっと驚いたことに最近のカメラは『その場の雰囲気』の色まで再現しようとしてくれるんである。

 オートホワイトバランスが実直に真面目に働きすぎると「えーっとこの場はずいぶん色温度が低いから、白をこのへんに合わせてっと」と機械が機械的になってしまい、せっかくの夜のオシャレなカフェなのにカメラにとって「正しい」色で表現されてなぜか雰囲気が出なかったりすることもある。
 そうなると「実際はもっと暖かみのある鮮やかなイメージだったのに、、、フラッシュたいてないのにフラッシュたいたみたいな色に近いかも、、、味気ないし、、、」みたいなことだってありえる。だけど写真はカメラに正しきゃいいってもんじゃないよね、てなわけでカメラだってジャンジャン考えてますよー。

 特に最近のFinePixの『ナチュラルフォトモード(NPモード)』はただフラッシュをたかないで済むだけじゃなくそのへんのおいしい色具合をギュッと掴んでくれる*。
 これさえあれば窓辺の赤ちゃんもイイ感じで撮れる、ってもんだ。

 ホワイトバランスの存在を覚えておけば、ナチュラルフォトモードが付いていないカメラでも機械任せにするとどうも色に納得がいかないシーンでだって自分が望む自然な色合いを得られる可能性が高い。しかし、わーい! やったね! と喜んでばかりもいられないのがこの世の常なんだな。

 例えばオークションサイトに出展する品物の写真が必要なときに「自然な暖かみのある雰囲気になんて撮れなくてもいいからこの品物の色をなるべく本物に近い色にしてくれー!」なんて事、あるよね。そういうときはどうしたらいいんだろう。


*注:その他の色の場面
 最近のFinePixのシーンポジション(撮影する状況に応じて選べる設定)には定番『夕焼け』の他に『水中』なんてのが装備されてるものもある(FinePix F31fdなど)。夕焼けをよりオレンジっぽく鮮やかに撮ったり、光りの屈折が空気中と異なるためとかく真っ青になりがちな水中をより自然に撮ってくれるのである。


2007年03月28日掲載

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マカロニ・アンモナイト編集部