* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2007

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


写真
---> 拡大表示

こんな構図で何枚もシャッターを切るならAFエリアを顔のへんに置いといた方がラクである。


写真
---> 拡大表示

バストアップのポートレイトの基本顔面位置。こういうときもエリア選択しておくと次々とシャッターを切れる。


写真
---> 拡大表示

スーパーマクロモードで大活躍だ。
※撮影 by FinePix S6000fd
※モデル 高山美穂子

■82■ ポートレートや接写だったらエリア選択

 画面真ん中あたりに顔面があればたいがいのシーンでオートエリアモードがカバーしてくれるが世の中そうとも限らない。また撮るものも顔面だけとは限らない。

 例えば背景ゴチャゴチャなのに人物を画面の端っこの方にした構図で撮りたいときとか、その被写体が人の顔写真入りのTシャツ着てて紛らわしいとか(笑)、そうでなくてもおんなじ構図でとにかくシャッター切りまくっていい表情を拾いたいとか、そういうときは最初からオートフォーカス(AF)の四角を自分がピントを合わせたいところに動かしておく『エリア選択モード』が便利である。

 また、接写(マクロモード)で物体を撮るときにもエリア選択は大活躍だ。

 通常のオート撮影* でマクロモードを選ぶと自動的に被写界深度(ピントの合う範囲)が狭くなるようにカメラが気を利かせてくれる。そのピントの合う範囲が狭いのがマクロ撮影の醍醐味と言ってもいいほどで、すなわち、ピントが合う前後の範囲がミリ単位で狭くなってしまうと言うことはピント合わせがとてもシビアになると言うことでもあるんだね。

 センター固定モードにしてあってなおかつピントを合わせたい被写体が画面の真ん中にない場合、真ん中に被写体を置いてシャッターボタンを半押しにしてカメラの角度を変えるとカメラと被写体の距離が大きく変わってしまうことが多いのだ。てことは結果的にピントのボケた写真になってしまうって意味でもある。

 じゃあオートエリアモードかというと、人物撮影じゃないのでカメラさんも「えっと、コントラストが高いのは、、、」と大弱りになってしまうだろう。

 こういうときにはエリア選択モードの登場だ。ピントを合わせたいところになるべく近い位置にAFエリアの四角を動かしておいてシャッターを半押ししそして構図を決める。
 これでピントがシビアなマクロ撮影でもヘンなところにピントが合ってしまうこともなくなるのである。


※注:通常のオート撮影
 カメラのモードダイヤルが『Auto』とか『P』とか露出(写真の明るさ)が自動になってる状態。



2007年05月16日掲載

<--Back     Next-->

→「撮れルンです2007」の目次へ



Copyright :
マカロニ・アンモナイト編集部