* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2007

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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表情を追いかけるときも連写だ。


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これにしよう!

※撮影 by FinePix S7000
※モデル:後藤真理子





■86■ いつ連写するか

「じゃぁ、もうジャカジャカいつでも連写!」かというとそうでもない。

 なぜ連写をするかというと動きのある被写体のベストの瞬間を捉えるためだ。
 てことは、動きの無いもの、静止しているもので連写するのはいかにも無駄である(静止しているものでも連写が必要な状況については後ほど触れる)。

 撮りたい物は動いている。そしていちいちシャッター切るのがめんどくさいってときはシャッターボタン押しっぱなしで立て続けに撮ってくれる連写機能は大変便利だ。

 余談だけど、昔はシャッターを1回押すごとにフィルムは手動で巻き上げなければならなかった。今でも写ルンですがその方式だが、そういった動作をなるべく減らしたいのがプロの現場である。

 当時まずシャッター1回切るごとにフィルムを自動的に巻き上げてくれるカメラ(またはカメラにくっつける部品)が開発されただけでも御の字だった。そしてそのあとシャッターボタンを押してる間はずっと断続的にシャッターを切り続けてくれる機能が追加されてカメラマン達はちょっと幸せになる。それがあるとないとじゃ全然意味が違ったのだ。
 しかしそれですべてが解決されたわけではない。なにせフィルムですから。
 報道写真などとにかく撮って撮って撮りまくる必要がある職業カメラマンは、デジタルになった現在ならガンガン撮れるけれど、じゃあ昔はどうしていたんだろう。35mmフィルムで最大でも36枚撮りだ。いちいちフィルムの交換なんかしてられないし、だからってカメラを10台も20台も首からぶら下げてるわけにもいかない。このため業務用長尺フィルムをあらかじめマガジンケースに入れておくだのなんだのって作業も必要だったのだ。

 といっためんどくささの歴史を経て今は誰でも簡単に連写ができるようになったんだね。





2007年06月13日掲載

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