* 週刊フォトエッセイ*

撮れルンです! 2007

  文・写真/河野朝子 --->Back Number


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こうやってWebサイトに載せるだけが目的であればでっかく撮ってもあんまし意味ございません。

※撮影 by FinePix S7000
※モデル:後藤真理子









■91■ 画素数が多いとキレイなの?

 それとよく訊かれるというか、巷で定説になりかけてるのが「画素数が多いデジカメの方がキレイ?」である。

 結論から言えば画素数=画質ではない。

 画素数が多いカメラの方が最新のカメラだから以前のものより画質が進化しててキレイ、と言うことはあり得るけれど全くのイコールではないのだ。もちろん画素数が大きければ細かい部分までクッキリ写せるからそれを「キレイ」と思う人もいるだろ。でもそこにはレンズの性能とか他のファクターも絡んでくるので一概に画素数がいっぱいありゃキレイというわけにもいかんわけ。

 デジカメの中にはフィルムに相当するCCDと言う部品が入っている(CMOSという部品のこともある)。このCCDには様々な大きさがあって高級一眼レフだとまさに35mmフィルムと同じ大きさのCCDが入ってることもあるし、逆にコンパクトデジカメだとそのCCDは指先くらいの大きさだ。
 大きいCCDに1千万の画素を敷き詰めるということはその粒(センサー)ひとつひとつを大きく設計できる、つまりそれだけ光の様々な情報をキャッチできる粒を並べられると言うことになる。しかし小さいCCDに1千万だとやはりどうしても画素の粒が小さくなってしまうところが、高級一眼レフとコンパクトじゃ同じ1千万画素でも画質が異なる要因のひとつである。
 でも小さいながら大きい粒並みにどうにか頑張って光をキャッチしようとカメラメーカーでは日夜開発が続けられてるんだね。

 最新のカメラの方が以前のカメラよりも撮った写真がキレイに見えるのは画素数が多いから、というよりも、キレイに見えるように必死になってる人達がいてくれるおかげ、様々な技術の進歩だと思ってた方がいいかもしんない。


2007年07月18日掲載

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