* 週刊フォトエッセイ*

脊山麻理子の天然寫眞的日乗 BE☆NATURAL

  文・写真/脊山麻理子 --->Back Number


写真
---> 拡大表示

(C) Mariko SEYAMA


写真
---> 拡大表示

(C) Mariko SEYAMA




jun.2005 #02

表と裏と


壁画を描いたり、絵を描いたり、写真を撮ったり、小説を書いたり、映画を作ったり、お芝居をしたり、
人間は常に何千年も前から、手段を変えて日常を切り取り続けてきた。
それもいろんな角度で。

表から見た君も美しいよ。
横から見た君もいとしい。
後ろから見た君ははかない。
下から見た君はかなしげだ。
君越しにみた世界は、くるしい。

人の表情や、空気感、色、情景、さまざまなデーターを圧縮し、
まばたきをするたびに、心に「思い出」という形で焼き続けていく。
あまりの情報量だから、思い出は3Dではなく、平面だったりする。

刹那は私を切なくさせる。

メモリー数が少ない人間ほど、圧縮機能が働き、
その思い出の形式がARTになるのかもしれない。


2005年06月15日掲載

<--Back     Next-->



Copyright :
マカロニ・アンモナイト編集部