拡大写真
●今週のお題:
『エキザクタ・ヴァレックス』
シンメトリーの美。戦前と東独製エキザクタSLRのレリーズボタンは通例と異なり、ボディ前面のレンズマウント右上にある。このため“設計者は左利きだった”という伝説が生まれた。多くの交換レンズは鏡胴基部にレリーズのエクステンションを持つが、写真の『テッサー50mmf2.8』にはプリセット絞りと連動するプレビュー機構が組み込まれている。これはシャッター半押しで任意の値まで瞬時に絞り込む巧妙なメカニズムで、絞り開放の明るいファインダーで精密なピント合わせを可能にする。ボディ前面のシンクロコネクタは右上がストロボ用、他の二つはフラッシュバルブ用。黒色塗装部のエナメルのような質感、梨地とクローム鍍金のコンビネーションが妖しい魅力を放つ。
Nikon FE2 + Micro-Nikkor105mmF2.8 FUJICHROME ASTIA (RAP) Exposure Data:2sec. F=11
Copyright : マカロニ・アンモナイト編集部