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廃墟となった遺跡を上品に控えめにみずみずしい白い花が咲いた木が植えられていました。
せつないほど美しいこの花を見ていると、ガイドさんがこの花はタイで「哀しみの花」といわれ王家の墓や寺院にしか植えられていないのだと、私に話し掛けてきました。
どうして哀しみの花なのかってきくと、悲しいエピソードを教えてくれました。
昔とっても美しかった妻が若くして死んでしまったことを嘆き悲しんだ王様が美しく白い花に奥さんの名前をつけたという。
ラントムというこの白い花を見ているだけで、どれだけ美しく可憐で上品な女性だったか、どれだけ王様が悲しんだか伝わってきました。
美しいものは儚く、永遠に人の心をつかんで離さない。
花は散るけどまた咲くから、王様は一生忘れられなくなってしまっただろうな・・・
(by maRiko / RetinaIIIc)
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