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ドイツ製TLRといえば王者ローライがあまりにも有名だが、こちらはフライタルに本拠を置いたウエルタ・ベルクが1954年から数年間生産したウエルタフレックス。旧東独では数少ないTLR(二眼レフ)で、ローライとは対照的にシンプルで質実剛健な成り立ちを持つ。レンズにはマイヤのトリプレットなどが用意され、この個体は珍しいROW社(顕微鏡などを生産していた)のレクタン75mmを搭載する。知名度の低いレンズだけど、描写性能はきわめて優秀。戦前から続く名門ウエルタの製品には高級機は少ないものの、上品でちょっと洒落たカメラが多い。
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