拡大写真
東独KW(カメラベルク・シュテッテン)社が1956年に発売した中判SLR、プラクチシックス。後に同社はVEBペンタコンに組み込まれ、カメラの名称も「ペンタコンシックス」となる。主任設計者は初期の35mm判プラクチカ・シリーズを担当したジークフリード・ベーム技師で、この中判カメラもプラクチカをそのまま拡大コピーにかけたような設計。コンパクトで実利的な成り立ちは良いとして、ファインダー視野率は70%前後しかないのでまともに構図をつくれない。ツァイス・イエナ製をはじめとする優秀な専用レンズが泣くようなカメラだけど、旧ソ連製・現ウクライナ製のキエフ中判カメラが共通マウントで使えるのが救いだ。
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