拡大写真
古典カメラの魅力を凝縮したようなレンズボードまわりの造作がいつ眺めてもため息を誘う。鏡胴最前部のローレット仕上げをはじめ各部の加工精度はきわめて高く、それが工業製品としての「美」を宿しているところが素晴らしい。ところで蛇腹機は通例レンズ固定式なのだが、このタイプのレチナには交換レンズ(35ミリと80ミリ)が用意された。ただしそれはレンズの前群(=シャッターユニットから前の部分)のみを交換する方式で、描写性と実用性(交換レンズ装着時には前蓋が閉じられない・距離計が使えない)はさほど高くないようだ。
(C)Keita NAKAYAMA
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