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バンタムスペシャルの実機を手にして、「どこかで見たような」という長年の疑問が氷解した。左は戦後の西独アッパラーテ社の「アカレッテ」。裏蓋が最中みたいに開く不思議なカメラだが、真鍮プレス製の「がわ」を脱がせれば、ボディの断面形状や軍艦部の造形がコダック製品を下敷きにしたことが明らかになる。カウンターやアクセサリーシューなど、機能部材の追加がカメラデザインを汚して(失礼)いったこともよく分かる。アカレッテもじゅうぶんにコンパクトなカメラだが、小径の828フィルムを使うバンタムスペシャルの薄さは群を抜く。
(C)Keita NAKAYAMA

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