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操演部の打ち上げ花火


* 週刊フォトエッセイ*

「今日もカメラは回る」

  文・写真/根岸泉 --->Back Number 




Roll 93 間違いさがし その1

 商売がら火薬を取り扱うため、我々操演部は年に一回「煙火打ち上げ従事者講習」というものを受けなくてはならない。
 映画、興行で使用する火薬は正式には効果用煙火というのだが、講習の名前からわかるとおり、打ち上げ花火といっしょのくくりになる。

 年に一回、夏本番を控えた5月頃に、花火屋さんと席をならべて講習を受けるのだが、その当日、神奈川県下の大きなターミナル駅から会場に向かうみちみちいつも思うことがある。

 それはこの講習の参加者が一目で区別が付くということだ。
 いまどきハンチングをかぶっているような化石のごとき映画屋さんは論外だが、そうでなくてもあたりをそぞろあるく一般市民とまとう風が違う。

 あの3人組とあの2人、目の前のこいつもきっとそうだろうなと思っているとまず間違いなく同じ会場に吸い込まれる。
 信号待ちをしていても、後ろからでも、遠くから見ても区別がつくのはなぜだ?

 ついでに言えば、なんとなく花火屋さんと同業者たる映画屋さんの違いもわかるのはなぜなのだろうか?


2003年09月03日掲載

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